ORIHARA

思いやりのある人になりたい。思いやりのある、許される人間になりたい。
人を思いやる時いつも行き着くのは自己愛で、どこまで本当に誰かを思いやることができる人がいるのだろう。
鏡写しに存在していいものなのではないか、そんな疑問を持って他者愛、自己愛をテーマに対になる作品を描くことに決めました。
材質や出力方法も似た形に決め、作品を制作しました。

思いやりのある人になりたい。思いやりのある、美しい自分へと成りたい。
人を思いやる時いつも行き着くのは自己愛で、でもどこまで本当に誰かを思いやることができる人がいるのだろう。鏡写しに存在していいものなのではないか、そんな疑問を持って他者愛、自己愛をテーマに対になる作品を描くことに決めました。
材質や出力方法も似た形に決め、作品を制作しました。

自身の怒りの矛先とその有り様について考えたとき、よく世界や世の中に怒っていたことを思い出しました。理不尽な自覚がありつつも、そんな気持ちが制作の原動力でした。
成長して一度無くしてしまおうと思ったものですが、今になって自身の理不尽な怒りを認めるために、「I」を制作することに決めました。
鏡をコンセプトに、この絵を見る自分が映し出されるように、自分自身と睨めっこをしているような気持ちで絵を描きました。